2024.09.24
製品 環境
美術品・文化財専用シリカゲル調湿剤『ARTSORB(アートソーブ)』の活躍
湿気が多く不快に感じる梅雨時期から夏の猛暑日と続き、体の調湿機能は崩壊気味じゃないでしょうか。このように温湿度差の影響で体調は崩しやすいですよね。
それは美術館、博物館に展示してある文化財にも同じことが言えるんです。
長い年月をかけて現存しているデリケートな文化財は徹底した環境管理が必要であることをご存じでしょうか?なかでも湿度調整は非常に重要なファクターとなります。
そんな文化財保存の手助けとなっているのが弊社製品シリカゲル調湿剤「ARTSORB」です。美術品・文化財の適正湿度にあわせた設定湿度にコントロールできます。展示ケースに必要量を置くだけで、エネルギーは不要だからとてもエコです。その為、停電や震災など予期せぬ状況で空調が止まった際でも「ARTSORB」は展示ケースの中で最適な湿度を維持してくれます。
また「ARTSORB」は、基本調湿をメインに行いますが、他に加湿用として使われた事もありました。こちらは使用例としては珍しいですが、「深海掘削コア」の展示に使用され温度は5℃以下、湿度80%以上で展示部分に結露を起こさないようにとかなり厳しい条件の要望でしたが、対応する事が出来ました。
「ARTSORB」は展示ケースの外側からは見えない所に置かれることが多いですが、時々、展示台の端っこに置いてあることもあるので、美術館・博物館に行った時は、是非見つけてみて下さいね。このように文化財を守り、100年後の後世の人たちに引き継いでいくためにシリカゲル調湿剤「ARTSORB」は世界中で活躍しています。