2026.01.27
グループ便り
【資材グループ便り】
今回のコラムは資材グループからお届けいたします。
資材グループの業務内容は大きく分けて購買・調達となります。製品工程で使用する原料を含めて、包材資材など全工場分の供給、管理をしている部署となり、多岐に渡る知識が必要となります。またちょっとだけ英語力も必要だったりします!
さて皆さん、ここからは私が興味関心のある浮世絵の話をさせていただきます。時代を超えて人々を魅了する 浮世絵界のエンターテイナー「歌川国芳」をご存知でしょうか?

「ちょっと面白い」が、心を動かす
仕事でも情報でも、「正しい事」や「すごい事」はたくさんあります。しかし、実際に心に残るのは、どこかに“ちょっとした面白さ”や“親しみ”があるものだったりします。江戸時代の浮世絵師・歌川国芳も、そんな「人の心をつかむ感覚」を大切にしていた人です。教科書に載る偉人なのに作品を見ると、どこかクスッと笑ってしまう。
まずそこが国芳のいちばんの魅力かもしれません。
まじめだけど、きっちり遊ぶ人
国芳の絵には、迫力ある武者や不思議な妖怪が登場しますが、よく見ると、猫がたくさん紛れ込んでいたり、表情が妙にゆるかったりします。実は国芳、大の猫好き。その猫たちは、ただ可愛いだけでなく、まるで人間のように感情豊かです。見ていると、「この人、描く事を本当に楽しんでいるんだな」と伝わってきます。当時は表現に制限が多い時代でしたが、国芳はそれを逆手に取りました。言いにくい事は、直接言わないが、ユーモアや工夫で鑑賞者を魅了します。この柔らかな発想が、作品に温かさを与えています。
遊び心が価値を生み続ける

国芳の絵が今も多くの人の心に響くのは「すごさ」よりも「親しみやすさ」を大切にしていたからです。企業のものづくりや発信も、実は同じかもしれません。機能や品質が大切なのはもちろんですが、そこに「使う人を思う気持ち」や「ちょっとした遊び心」があると、印象はぐっと変わります。歌川国芳という人は、真剣だけど深刻じゃない。まじめな仕事の中に、楽しさを忘れなかった人。その姿勢は、忙しい毎日の中で働く私たちに、肩の力を少し抜いてもいいと、そっと教えてくれている気がします。
私も歌川国芳のように多角的な視点と柔軟な発想力を持ち仕事に活かせるよう励んでいきたいです。